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2011年7月10日 (日)

愛、あふれる犬

記録しておきたい、書き残そう、と思いながら、昂る気持ちを抑えられずに
今までここに書くことができなかったこと。
・・・・・やっと書けそうです。

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6月9日、私はヒーラーと呼ばれる人にマルクの声をきいてもらいました。

マルクの病気がかなり進行した頃から、私はマルクの心を聞いてみたかった。
でも、マルクが生きているうちは彼を目の前にして答えを聞くのが怖かった。
だから声を聞くのは空に帰ってからにしようと決めていました。
そしてこの日、マルクの心をききました。

ヒーラーの方が最初に伝えてくれた言葉、それは
「マルク君は『もっと生きたかった』と言うんです。」でした。

それは、琵琶湖に連れて行ったことが間違いだったのかと、私は返す言葉を失いました。

でもそうではなかった。

「琵琶湖はものすごく楽しかった。楽しすぎたくらいだった。
だからもう何回か連れてきてもらおうと思った。
自分にはその体力があると思っていた。
でも実は体力は残されていなくて、天に召されてしまった。
でも、もう少し生きて、もう少し甘えて、もう幾度か琵琶湖に来たかった。」

という気持ちだったのだそうです。Img_5267ps
5月15日、そんなに喜んでもらえたのが嬉しかった。
そして、遊ぶために生きたいと思ったってことが、とてもマルクらしくていいと思いました。
病気を抱えながらも、彼が楽しめることを優先してきた自分の考えが
マルクと同じ方向を向いていたことにホッとしました。

それがわかっただけでかなり満足だったけど、もういくつか質問をしてみました。

セディについて。
セディのことはウエルカムだった。 セディは今でもボクをわかっている。
ボクの思いはちゃんとセディに伝わっているから大丈夫。
ママはまだボクとセディを比べたり重ねたりするけど、
そのうちセディはボクとは別の、唯一の存在になる。
だから今ボクと重ねてしまうことを悪いだなんて気にしなくていい。

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★度重なる通院と、朝夕に口にねじ込まれた薬のこと。
 
(私はこれを申し訳ないと思っていたのです)

病院も薬もイヤだった。でもそれを拒否して死んでもいいとは思わなかった。
嫌なことを我慢して家族の傍で生きることを、ボクが選んだんだ。
それはすべて理解していたから大丈夫。

★私と暮らした8年10ヶ月はどうだった?

ボクは期待に応えて生きてきた。
そして、期待に応えて生きることは悪くなかった。
楽しすぎるくらい楽しかった。ありがとう。
ママの気持ちはすべて伝わっているよ。


こちらこそありがとう。私が10代の頃から思い描いていた理想の犬との暮らし方、
それを見事に実現してくれたマルク。
夢を叶えてくれて本当に感謝しています。あなたと巡り合えてよかった。
心からそう思います。

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★これから

「終わりの始まり」・・・寿命は終わったけど、次の仕事がある。
少しずつここから離れて行き、向こう側から大きくママを・家族を見守るよ。
ママに迷うことが起こった時は、ボクが導く。

ヒーラーの方が「犬にそんなことができるの?」と質問すると、
人も犬も関係ない。犬にもそういう役目がある。と答えたそうです。

★私へ
ひとりで頑張ってしまうところがあるママ。
ボクが傍にいたときの気持ちを忘れないで。肩の力を抜いて。


・・・そう、マルクの傍に居る時が最もリラックスできた。
いつの頃からか、私がマルクに守られていたような気がします。
その優しく大きな存在が傍らから離れていってしまったことは、とても寂しく辛いです。
またひとりで頑張らなくちゃと思っていました。お見通しだったようです。
向こう側から大きく見守ってくれるのだから、今まで以上に安心していいのよね?

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と、できるだけきれいにまとめて書きましたが、
実際は1時間近い時間をかけて、ゆっくりゆっくりマルクの心を聞いてくださいました。

そしてヒーラーの方はおっしゃいました。
「マルクくんは不思議なワンちゃんですね。なにか、犬ではないような・・・。
彼には大きいピンク色のハートが見えます。
愛情がはち切れんばかりに詰まったハートです。
そして、彼には『愛情深いリーダー的存在』という言葉が示されます。
マルク君はリーダー的存在でしたか?」


私は
「積極的にリーダーシップを取る子ではなかったけれど、
みんなに慕われた子だったと思う。」と答えました。

ヒーラーさんは
「マルク自身があふれんばかりの愛情を持った子だから、
ご家族にもお友達にもそれほど愛されたのですね。」
とおっしゃいました。
その言葉が心から嬉しかった。そして心から信じられました。

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ヒーリング・・・・疑おうと思えば疑えるものです。
でもヒーラーさんから伝えられたマルクの心には、全く不自然さを抱かなかった。
素直に、私の知るマルクから発せられた言葉だと感じられた。
そして、目には見えなくなってしまったけど、彼は確かに存在していて
今も、これからも、私を大きな愛情のもとに見守ってくれる。
そうだとわかったことで、私はとても安心できました。

マルクの心、しっかりと私の心に刻みました。
そしてこのマルクの日記にも書き記せました。
これでひとつの小さな区切りがついた気がします。

今回私がお願いしたのはコチラ→
ありがとうございました。

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