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2011年6月13日 (月)

原っぱにて

マルク、あなたが逝ってから初めて
Hey-Qの原っぱを歩きました。

雨上がり。
しっとりとした空気の中、足元が悪いせいか人もまばら。
鳥の声だけが聞こえる、あなたを思い出すには十分な空間でした。

セディも静かに私の横を歩くものだから、
私の目の先には、在りし日のあなたの姿がぼんやりと浮かんでいました。

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2011年2月

3歳前に日本に戻ってきてから6年余り、本当によく歩いた公園でした。
木陰がなくて夏は歩けなかったけど、秋~冬~春、折々に気持ちが良い場所です。
特に私が好きなのは冬。寒さの真っ只中。
風を遮るものもないので、北風に首をすくめながらも
ぴんと張り詰めた大和の冬の空気を楽しみました。
マルクも枯れた草の間の匂いを追いながら、本当に楽しそうでした。

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2010年4月

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2009年11月

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2009年12月

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2010年12月6日
このときは、やせ細って毛も抜け落ちて弱々しかった後ろ姿。
でも彼なりに散歩を楽しんでいるのが伝わる後ろ姿です。
そしてブログトップの1枚は、2ヵ月後の2月のもの。
コートも身体もかなり元に戻っていました。
病気は進行していたのに、すごいなぁ、マルク。
あなたをそうさせたのは何だったのでしょう。


マルク、そちらにもHey-Qのような原っぱはありますか?
草の中に、ネズミやモグラの巣穴があって掘り返しちゃったりしてますか?
水たまりに飛び込んで豪快に水しぶきをあげてますか?
刈り立ての草の上をゴロゴロしてますか? くしゃみが止まらなくなるほどしないようにね。

私はね、これからセディと一緒に原っぱを歩くよ。
時々あなたを重ねながら、でもまたセディとの思い出をここに積み重ねるよ。
あなたとの歴史がつまった原っぱは私の宝物。
ここにもうひとつ、宝物を育てていくよ。
マルク、見ていてね。

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